子どもが敬語で困らないために

 

尊敬語・謙譲語・丁寧語
これの区別と使い分けってできますか?

大人でも、苦手な人は多いですよね。

 

小学校でも中学年で学習するけれど
あっさり理解できる子と、
入口から拒否反応を示す子と千差万別。

時間数も、そんなに長く取れないので、分からない子は余計に分からないまま終わってしまいやすい単元の1つです。

何故かと考えた時に気づいたのが

家庭や環境の違いではないかということ。

 

そもそも、子どもの生活では
尊敬語や謙譲語を聞く機会というものがとても少ない。

なので、例えば

【うかがう】

【おっしゃる】

【めす】

などなど、初めて耳にする表現だったりすると、外国語を聞くみたいにちんぷんかんぷんになってしまうんじゃないかと考えた訳です。

 

そして、聞き慣れない言葉の上に
【尊敬語】だ【謙譲語】だ【丁寧語】だと使い分けを説明されても、混乱するだけなのは想像に難くない。

しかも、
だんだん「それも有り」と市民権を得つつある、いわゆるコンビニ・ファミレス言葉。

 

「おつりになります」

「ご注文は~でよろしかったでしょうか?」

などなど・・・

どこが変か分かりますか?

 

言語的には

「~円のおつりです」

「ご注文は~でよろしいですか?」

でいいんだけれど、

子ども達は上記の違った言い方の方が馴染みがある。

むしろ、聞く機会の多い表現だったりする。

 

そして、大きくなって、面接や丁寧な言葉遣いが必要になったときに
苦労したり、気付かないうちに恥をかいてしまったり。

で、それを解決するのが

 

家庭で「ちょっと聞いたことがある言葉」を増やすことです。

 

子どもが正しく使えるようになる必要はありません。

(出来たらいいけれど、そもそも使う機会がほとんどないので)

 

大人同士の会話や、仕事の話をするときに、

ちょっと丁寧語や尊敬語や謙譲語を織り交ぜる。

 

子どもが区別なんかつかなくてもいい

 

「こんな言い方があるんだ」

「こんな時に使う言葉なんだ」

なんとなく「聞いたことがある」

 

という語彙があるというだけで
学習したときの子どもの理解度は雲泥の差です。

家庭での会話で難しかったら、

テレビのニュースなんかも大いに利用してください。

 

天皇陛下に関するニュースでは、尊敬語のオンパレードですよ。

 

子どもが必要な時、大人になった時に言葉遣いで困らないようにするためには

親が家庭でちょっと敬語を使ってみることです。